真空管のギターアンプ、「Fender Twin Amp」の使い方について解説します!
クリーンなサウンドと歪みのあるサウンドの違いを楽しんでください!
電源を付ける前にまずはVOLUMEを0にしてください。これをやらないで電源を入れると故障の原因になります!
VOLUMEは二か所ありますので、両方0にしましょう。
お持ちのギター-一番左のINPUTという形でシールドを繋げましょう。
スイッチはアンプの裏側にあります!コンセントが刺さっているかを確認し、POWERスイッチをONにしたら3分ほど待ちます。この待ち時間が重要です!機材への負担を減らすためというのと、この待っている間にFender TwinAmpの要である真空管を温める目的がありますので、必ず3分待つようにしましょう。
電源が入ったら、アンプ正面の一番右上の赤いランプが点灯するはずです!
3分後、隣のSTANDBYスイッチをONにします。これで基本的な設定は完了です!
Fender Twin Ampには2種類のチャンネルがあります。左側はCleanチャンネル、右側はDriveチャンネルです。
歪みの利いたサウンドにしたい場合は、DriveチャンネルのCH SELECTボタンを押してVOLUMEを上げてください。この時GAINつまみは目安で5に設定しましょう。GAINは歪みの調整ができるつまみです!
それよりはクリーンなサウンドにしたい場合は、DriveチャンネルのCH SELECTをOFFにして、CleanチャンネルのVOLUMEを上げます。
さてさて、ここで初めて細かい音の調整です!ギターは音色が命。ざっと他のつまみの機能を紹介します!
TREBLE(初期設定は5のメモリがおすすめ)
高音域の調整をするつまみです。高音を目立たせ場合は10のメモリに近づけ、キンキンしてうるさいと感じたら0に近づけます。
MIDDLE(初期設定は5のメモリがおすすめ)
中音域の調整をするつまみです。丸いふくよかな音にしたい場合は10のメモリに近づけ、シャープな音にしたい場合は0に近づけます。
BASS(初期設定は5のメモリがおすすめ)
低音域を調整するつまみです。全体的に分厚い音にしたい場合は10のメモリに近づけ、音をすっきりとさせたいときは0のメモリに近づけます。
REVERB(初期設定は0のメモリがおすすめ)
音の残響音や広がりを加える効果を発揮します。10に近づけると残響音が多くなり、0にするとなくなります。
SPEED(初期設定は0のメモリがおすすめ)
音のビブラートの速さを調整します。揺れてほしくない場合は0に!
INTENSITY(初期設定は0のメモリがおすすめ)
音のビブラートの深さを調整します。これも揺れてほしくない場合は0に!
PRESENCE
超高域を調整するつまみです。キラキラしたサウンドを目指したい方は、これを調整してもいいでしょう。
また、左のBRIGHTというスイッチは高音の音の抜けをよくするものです。これも好みでON、OFFを切り替えてみてください!
アンプ裏側にあります、OUTPUTというつまみを確認してください。下の1/4に切り替わってませんか?STANDBYスイッチを必ずOFFにしてからこのスイッチをFULLに切り替えてみてください。音の出力が多くなったかと思います!
さてさて、いいリハーサルはできましたか?帰るまでが遠足であるように、片付けまでが演奏です!
すべてのメモリを初期設定に戻すことが好ましいですが、最低限守っていただきたい点は、電源をOFFにする前にVOLUMEを0にすることです!
すべてのVOLUMEを0に
↓
その後にアンプ裏面のSTANDBYスイッチをOFFにして
↓
POWERスイッチをOFFにして
↓
そしてシールドを抜きます。これで片付け完了!
初めての方は戸惑うかもしれませんが、まずはゆっくりでいいので徐々に慣れていきましょう。その後好みの設定やエフェクターを使ったりなどして、よりオリジナリティのある音を追求してみてください!
ではまた。