JCM-2000の使い方について解説します!迫力のある歪みと音をお求めなら、このアンプを使ってみてください!
電源を付ける前にまずはVOLUMEとGAINを0にしてください。これをやらないで電源を入れると故障の原因になります!VOLUMEとGAINは、2つずつありますので、両方0にしましょう。
「お持ちのギター-一番右のINPUTの穴」という形でシールドを繋げましょう。
一番左の赤いPOWERスイッチを押して3分ほど待ちましょう。コンセントが刺さっているかを確認し、POWERスイッチをONにしたら3分ほど待ちます。この待ち時間が重要です!機材への負担を減らすためというのと、この待っている間にJCM-2000の要である真空管を温める目的がありますので、必ず3分待つようにしましょう。
電源が入ったら、POWERスイッチが赤いランプが点灯するはずです!
3分後、隣のSTANDBYスイッチをONにします。これで基本的な設定は完了です!
JCM-2000の魅力はここ!タイプの違う2つのチャンネルが搭載されているところです。
ULTRA GAIN/CHANNEL Bは、歪みの利いた迫力のあるサウンドにしたいとき
CLASSIC GAIN/CHANNEL Aは、それよりかはすっきりとしたサウンドにしたいときに適切です。切り替えたりして自由に音を作ってみましょう!
切り替えスイッチは、各チャンネルの間のCHANNELスイッチで切り替えられます。選択している方のチャンネル側のランプが点灯するはずです!
GAINを5にしておくというのはあくまで目安ですが、VOLUMEは必ず0から調整していきましょう!
さてさて、ここで初めて細かい音の調整です!ギターは音色が命。ざっと他のつまみやボタンの機能を紹介します!
DEEPボタン
低音をさらに利かせたいときにお使いください!大迫力のサウンドが再現できます。
PRESENCE(初期設定は3のメモリがおすすめ)
超高音域の調整をするつまみです。高音を目立たせたい場合は10のメモリに近づけ、キンキンしてうるさいと感じたら0に近づけます。
TREBLE(初期設定は5のメモリがおすすめ)
高音域の調整をするつまみです。高音を目立たせたい場合は10のメモリに近づけ、キンキンしてうるさいと感じたら0に近づけます。
MIDDLE(初期設定は5のメモリがおすすめ)
中音域の調整をするつまみです。丸いふくよかな音にしたい場合は10のメモリに近づけ、シャープな音にしたい場合は0に近づけます。
BASS(初期設定は5のメモリがおすすめ)
低音域を調整するつまみです。全体的に分厚い音にしたい場合は10のメモリに近づけ、音をすっきりとさせたいときは0のメモリに近づけます。
TONE SHIFTボタン
これまで設定した音域調整の効きをさらに強くするボタンです。例えば、これを押したうえでMIDDLEを0にすると、いわゆるドンシャリな音を再現できます!
REVERB(初期設定は0のメモリがおすすめ)
音の残響音や広がりを加える効果を発揮します。このつまみはULTRA GAIN/CHANNEL B用のものと、CLASSIC GAIN/CHANNEL A用のもの2つあるはずです。現在選択しているチャンネルのつまみを調整しましょう!10に近づけると残響音が多くなり、0にするとなくなります。
LEAD1/LEAD2スイッチ(ULTRA GAIN/CHANNEL Bを選択時のみ有効)
歪み具合のタイプを買えるスイッチです。LEAD1よりLEAD2のときの方が強い歪みを与えます。
CLEAN/CRUNCHスイッチ(CLASSIC GAIN/CHANNEL A選択時のみ有効)
歪みの有無を切り替えるスイッチです。CLEANは歪みがなく、CRUNCHは歪みを与えることができます。
JCM-2000の醍醐味である、歪みの利いた大きい音は基本的にGAINつまみで調節します!特にULTRA GAIN/CHANNEL B選択時は、GAINによる歪み効果が如実にでるので、これも好みで設定してみましょう!
さてさて、いいリハーサルはできましたか?帰るまでが遠足であるように、片付けまでが演奏です!
すべてのメモリを初期設定に戻すことが好ましいですが、最低限守っていただきたい点は、電源をOFFにする前にVOLUMEを0にすることです!
VOLUMEを0に
↓
その後にSTANDBYスイッチをOFFにして
↓
POWERスイッチをOFFにして
↓
そしてシールドを抜きます。これで片付け完了!
初めての方は戸惑うかもしれませんが、まずはゆっくりでいいので徐々に慣れていきましょう。その後好みの設定やエフェクターを使ったりなどして、よりオリジナリティのある音を追求してみてください!
ではまた。